インタビュー

2019.10.15

映像表現学科

さまざまなアニメーション作品に触れて、
やりたいことがどんどん膨らんでいく。

山崎 創羽さん

映像表現学科 アニメーションコース 1年

兵庫県立神戸工業高等学校出身

編集部
神戸芸工大を志望したきっかけを教えてください。
山崎
僕は建築物を描くことが好きで、高校では建築を学んでいました。でも将来の仕事は一番好きなことにしたいと思い、神戸芸工大のアニメーションコースを志望したんです。建築の学びは今も絵を描くときに役立っていて、僕の財産になっています。
編集部
アニメーションを志すと決めたとき、神戸芸工大のどんなところに魅力を感じたのですか?
山崎
オープンキャンパスでアニメーションの作画体験をしたとき、本格的な機材が揃っていて、本物のアニメーションスタジオのようで感動しました。先生がベテランアニメーターで、現場の話を直接聞けることも大きな魅力。学生の個性を活かし、それぞれの得意なことや才能を育てる教育方針にも強く惹かれました。
編集部
入学してから、授業ではどんなことを学んでいますか?
山崎
人間の骨格や筋肉の構造を理解する課題では、なんと人体デッサンの教科書を丸ごと一冊模写しました! 他にも、いろんなアニメ作品のキャラクターをさまざまな角度から模写して、表情による感情の描き分けを学ぶ課題や、全ての動きの基本となる振り子運動のデッサンなどたくさんの絵を描いて、アニメーションの基礎を徹底的に学んでいます。
編集部
今、どんな作品を制作しているのですか?
山崎
短編アニメーションを3人のグループで制作中です。ストーリーを考えるところからアニメーション作品に仕上げるまで全てを自分たちで行い、最終的には授業で上映します。アニメーション制作現場は、想像以上に作業が細分化されていることを大学で知って驚きました! 今、プロの制作現場に近い環境で作業していて、一番楽しいのはグループ制作でも担当している絵コンテを描くこと。中学生の頃から絵本やまんがを描いていましたが、自分が考えたキャラクターを動かすのは今回が初めてなので、完成が待ち遠しいです!
人工知能に支配された近未来の地球を描いたSF作品を制作中。作中の悪役の表情が気に入っているとのこと。
編集部
グループワークを通した同級生や、学科の先輩との交流から刺激を受けることはありますか?
山崎
同級生それぞれに影響を受けてきたアニメ作品が違うので、今まで興味のなかったテイストの作品にも触れるようになりました。今は、芸工祭で上映する先輩の作品制作も手伝っていて、自分では描いたことのないタッチに挑戦しています。先輩と知り合ったきっかけは、1冊のノート。オープンキャンパスのとき、自由に書き込める落書きノートが置いてあったので車の絵を描いたんです。その絵が先輩たちの間で話題になっていたみたいで、歓迎会のときに4年生の先輩が声を掛けてくださいました。
編集部
現在の目標、これからやってみたいことは?
山崎
頭の中には物語の構想がいくつもあるので、1作でも多くの作品を制作したい。コンテストにも応募してみたいですね。将来はプロアニメーターを目指しています。表現の幅を広げて、作画監督や演出を手掛けられるようになり、最終的には総監督としてオリジナルアニメーションを世に出したい。SF大作のようなスケールの大きな世界を描きたいです。
色鉛筆を使って、緻密にリアルさを追求して描く山崎さん。
編集部
最後に、受験生へのメッセージをお願いします。
山崎
本当に自分がやりたいこと、熱中できるものを見つけることが大切だと思います。そのためにもいろんなことにチャレンジしてみることが大事。オープンキャンパスへの参加はオススメです。大学の雰囲気をつかめるだろうし、新しい出会いもあるはず。夢中になれるものを見つけてください。
編集部
中学生の頃から膨大な量の絵を描いてきた山崎さん。色鉛筆による精密な風景画は、「写真じゃないの!?」と驚かされるほどのリアルさでした。高校生のときには「橋梁模型コンテスト」で入賞経験もあり、建築物の構造を理解して描く正確さや画力の高さは圧巻。監督作品が上映される日が楽しみです。