インタビュー

2020.01.28

映像表現学科

仮想の世界にリアリティを。
それがCGの魅力。

内本 彩香さん

映像表現学科CGコース 4年生

大阪府立河南高等学校出身
株式会社コーエーテクモホールディングス内定

編集部
CGコースを志望した理由を教えてください。
内本
「好きなことを活かせる仕事に就きたい」と思い、私は絵を描くことが好きなので、その分野で専門性を高めたいと考えました。CGコースを志望したのは、せっかく大学で学ぶなら、自分が知らない知識や技術を得たいと思ったから。CGの経験はなかったので、新しい表現に挑戦できることを期待して入学しました。
編集部
実際に入学してから感じる、映像表現学科・CGコースの魅力は何ですか?
内本
1年次からCG・映画・アニメーションの3コースに分かれているので、自分の興味がある分野を徹底して専門的に学べるのが魅力だと思います。3コース合同の授業もあるので、コースに関係なく学科のみんなと仲良くなれるのもいいところです。
CGのおもしろさは、自分が想像したイメージをリアルに表現できること。仮想の世界なんだけど、そのなかでリアリティを追求することが楽しく感じます。
編集部
入学前には初挑戦だったCGの技術は身につきましたか?
4年間の学びで自分自身が成長したと感じることはありますか?
内本
特に成長を感じるのは技術面! CG初心者だった私がさまざまなソフトを使って2D・3D作品を制作できるようになって、自分の表現にはどのソフトが適しているかも見極められるようになりました。専門的な技術が身についたことで、頭の中でイメージした世界をよりリアルに表現できるようになった気がします。
また、3Dの課題制作や粘土を使った造形の授業を通して苦手だった立体視が鍛えられ、さらに自分の作品世界を突き詰められるようになりました。
編集部
課題を制作しながら技術を磨いていったのですね。
これまで制作した作品の中で、ターニングポイントになった作品はありますか?
内本
3年生後期から4年生前期にかけて制作した女の子の3D作品が、私にとってのターニングポイント。最初は平面の絵を立体的に捉えることができなくて、3Dは苦手だったんです。けれど、この作品制作を通して技術が身につき、「3Dって楽しい!」と思えるようになりました。卒展で3Dに挑戦しようと思えたのは、この作品がきっかけです。
3D制作の楽しさを知った作品は、ナチュラルな肌の質感にこだわっている。
編集部
3Dの技術を使った卒展作品について教えてください。
内本
「七つの大罪」をテーマに、得意な2Dと大学で身につけた3Dの両方の技術を組み合わせた映像作品に挑戦したんです。3Dで制作した主人公の少年は、肌の質感や瞳の透明感にこだわりました。VR 仮想の世界にリアリティを持たせるため、背景画には写真を合成して描く技法を用いています。植物や苔などは、写真だけでなく実物も参考にしながらリアルを追求しました。4年間の学びで修得した技術をすべて詰め込んだ作品です。
2Dと3Dの技術を合わせた卒展作品の背景は、草木は写真をベースにリアルさを追求。
編集部
内本さんがつくり上げたCG作品の世界を卒展で見るのが楽しみです!
就職先も3Dを制作する会社ですか?
内本
大学で身につけた3D技術を活かせるCGデザイナーをめざし、ゲーム会社を志望して内定しました。ポートフォリオには、課題作品の他に好きな絵画の模写やデッサンの作品なども入れて画力をアピール。ゲームの背景やキャラクターを制作する仕事に就きたかったので、キャラクターやストーリー設定まで考えた作品も自主制作してファイリングしました。いつか人気キャラクターを手掛けられるようになるのが目標です。
独自の世界観を表現した自主制作作品も交え、自分の技術をアピールできるポートフォリオを制作。
編集部
最後に、受験生へのメッセージをお願いします。
内本
入学するまで、専門的なデジタルソフトを触った経験がなくても心配はいりません。少人数制なので先生の指導が丁寧で、周りの友達にも教えてもらえるので自然と技術が身につきます。作品を満足できるように仕上げるには時間がかかるけれど、完成したときの達成感は格別です。自分のこだわりを大切に、楽しみながら作品制作に取り組んで欲しいと思います。
編集部
デジタルスキルを身につけ、リアルな表現で独自の世界を深めている内本さん。卒展作品はクオリティに納得ができず、制作途中でイチからつくり直したと言います。どんな作品に仕上がったのか? 会場で確かめてください。映像表現学科の卒展は、映画やアニメ、2D・3D技術を駆使したCG作品など、個性的な作品が揃っているとのこと。学生それぞれの興味を追求した作品をお楽しみください。