インタビュー

2020.02.04

ファッションデザイン学科

個性を認め合うのが
神戸芸工大!

中島 芽依さん

ファッションデザイン学科 ファッションデザインコース 4年生

兵庫県立明石北高等学校出身
株式会社ジョンブル内定

編集部
ファッションデザイン学科を志望した理由を教えてください。
中島
叔父がアパレル関係の仕事に就いていて祖母が洋裁をしていることから、ファッションが身近にある環境で育ちました。幼い頃は祖母手づくりの服を着ていて、私も服づくりに興味があり、地元神戸でファッションを学べる神戸芸工大を志望しました。ファッションデザインコースを専攻したのは、ものづくりが好きなので自分の手で服をつくりたかったからです。
編集部
実際に入学してから感じる、ファッションデザイン学科の魅力は何ですか?
中島
コース選択前にテキスタイルやファッション企画についても学び、生地の性質や服を魅力的に見せる写真の撮り方など、「もっと学びたい!」と思うことが増えていきました。特に興味を持ったのがテキスタイルの世界。授業で糸や織り方の違うさまざまな生地を知り、素材に対する関心が深まりました。
コース選択ではファッションデザインを専攻しましたが、コースを超えてテキスタイルの先生からも学べる環境が嬉しかったです。
編集部
ファッションデザインだけでなくテキスタイルについても学び、これまで制作した作品のなかで、ターニングポイントになったと感じる作品はありますか?
中島
1年生の冬、学外のファッションショーに参加したときに制作したドレスが、自分のテイストを確立するきっかけになりました。ショーで映える装飾的な服を制作し、自分が楽しく感じるのは舞台衣装のように非日常的なデザインをすることだと発見。卒展作品も装飾的な要素を取り入れた服を制作しました。
学外のファッションショーのために制作した、素材を重ねて生み出した装飾的なドレス。
編集部
装飾的な要素を取り入れたという卒展作品に込めた想いを教えてください。
中島
テキスタイルの授業で得た生地の知識を活かし、異素材を組み合わせた服を制作しました。一番力を注いだコートでは、肌色に近い同系色の生地をふんだんに使って人種や個性が違う人々のつながりを表現。誰もがありのままの自分を解放して自由に表現できますように、という祈りを込めた作品です。私自身、個性的な学生が多い神戸芸工大で自分の個性を表現する楽しさを知ったので、大学で感じた自由に表現する喜びを形にしました。
素材が異なる端切れを手で縫い合わせ、人と人のつながりや、絡み合う人間関係を表現。
編集部
卒展のファッションショーが楽しみですね。
卒展に至る4年間の学びで成長したこと、気づいたことはありますか?
中島
パターンから縫製まで服をつくり上げる技術が身についただけでなく、生地の特性などテキスタイルの知識も深めたことで表現できることが広がった気がします。他にも、ショーの演出、制作した服のルックブックの作り方などの技術も修得。
さらに大学では、私の進路決定につながる出会いもありました。それは、地域に古くから伝わる技術でものづくりをする地域産業との出会い。ファッションデザイン学科は地域産業と連携した学びに力を入れていて、授業やワークショップで播州織りの産地である西脇に何度も足を運び、日本のものづくりの質の高さを知りました。
編集部
日本のものづくりに関心を深めたことは、就職活動での企業選びにも影響しましたか?
中島
授業を通して播州織りの魅力に触れ、質が高い日本のものづくり技術に興味を持ったことがきっかけで、岡山にあるデニムウエアを中心に展開しているアパレル企業を志望し内定しました。Made in Japanの品質を大切にしている企業姿勢に共感して、ぜひ働きたいと思って志望した企業です。念願のパタンナーとして内定をいただき、とても嬉しく思っています。
ルックブック・ポートフォリオともに、作品の写真撮影からレイアウトまですべて自身で手掛けたもの。
編集部
最後に、受験生へのメッセージをお願いします。
中島
神戸芸工大では、他学科の授業を履修したり、学外のファッションショーや西脇のワークショップ、中国のファッションショーにも参加したり、さまざまな経験ができました。デザインやものづくりを学ぶ他学科の学生からも刺激を受けて、学ぶ意欲が高まる環境です。好きなことをのびのびと学び、追求できる大学だと思います。
編集部
高校時代は、自分の個性より周りの人に合わせることを優先していたという中島さん。神戸芸工大で学ぶようになって「人と同じでなくてもいいんだ!」と思えるようになったと言います。卒展のファッションショーは、学生それぞれの個性を追求した作品が次々に登場する予定。中島さんは、服に合わせてアクセサリーも手づくりするそうなのでお楽しみに!