インタビュー

2019.10.15

プロダクト・インテリアデザイン学科

人の「性質」を知り、世の中の不便に気づく。
大学でものづくりの考え方が変わった。

葛井 風雅さん

プロダクト・インテリアデザイン学科 1年

大阪府立住吉高等学校出身

編集部
神戸芸工大を志望したきっかけを教えてください。
葛井
子どもの頃からものづくりが好きでした。そして自分が何をつくりたいのか考えたとき、アート作品ではなく生活に役立つ製品だと思い、プロダクトデザイナーを目指して神戸芸工大を志望。中学・高校は勉強一筋だったので、学力で勝負できる大学入試センター試験利用入学試験があって良かったです。
編集部
大学の学びを通して気づいたこと、新しい発見はありましたか?
葛井
「生活機器デザイン」の授業で学んだ「人中心のデザイン」という考え方に、衝撃を受けました。それまで、見た目の格好良さ優先でものづくりをするという考えがあって、使う人のことは強く意識していませんでした。人の性質に注目してデザインすることは、僕にとって目からウロコの考え方。「人が本能的に触りたくなるのは、どんなデザインだろう?」なんてことを考えるようになり、ものの見方が変わりました。
編集部
ものの見方が変わったことで、日常生活にも何か変化はあったのでしょうか。
葛井
世の中の「不便」に気づくことを大切に、ものづくりのヒントにしています。最近はメモを持ち歩いて、往復4時間の通学を活かしてアイデアをストックしています。メモのアイデアから課題制作の発想を得たこともありました。身の回りに気を配って「不便」を見つける視点が大事だなって感じています。
編集部
入学してから、どんな作品を制作しましたか?
葛井
最近の実習でつくったのは、「積み木」と「イヤホンケース」。実際にものづくりができる実習の授業はあっという間に時間が過ぎます。まだ使ったことのない機械や素材に触れることが、これからの楽しみです。
大学の学びの中で僕は生活雑貨を含むインテリアにも興味があることがわかり、プロダクトとインテリアどちらのコースに進むか迷っているところ。ユニバーサルデザインも気になるし、何を専攻するかは学びながら考えていきたいと思います。
1本の木をいくつものパーツに切り分けてつくった積み木は、シーソーのように交互に乗せ合うなどいろいろな遊び方がある。
本体からヒモまで、全てをスポンジシートで制作したイヤホンケース。伸縮性があるこのシートは、今お気に入りの素材。
シンプルな構造だからこそ、ヒモの結び目からパーツの全てにこだわった作品。
編集部
サークル活動やバイトはしていますか?
葛井
もともとスポーツが好きで、バトミントンサークルに入っています。他学科の人と交流できるサークル活動を大切に、今度サークルで研修旅行にも行きます。ゴルフ場でのバイト、夏休みには自動車教習所と、大学の課題が重なる時期は大変だけれど、好きなことだからがんばれるし充実しています。
編集部
現在の目標、これからやってみたいことは?
葛井
課題以外でも、どんどんものづくりをしていきたい。コンクールなどにも積極的に挑戦してみたいです。
目指しているのは、世の中の「不便」を解消できるプロダクトデザイナー。いつか自分がデザインしたものが商品化され、社会を便利に変えることができたら嬉しいです。
編集部
最後に、受験生へのメッセージをお願いします。
葛井
好きなことなら全力でがんばれると思います。「好き」を突き詰めて将来の仕事にできるのが、神戸芸工大だと感じています。興味のある分野がこの大学にあれば、きっとその道で生きていける力がつくと思う。
ここで自分の「好き」なことに没頭してください。
編集部
「カッコイイもの」をつくることが好きだった葛井さん。大学の学びで使う人の性質からものづくりを考えるようになり、着眼点が変わったことで発想力が豊かになったと語ってくれました。日常的に書き留めているアイデアをヒントに、画期的な製品を生み出してくれるのを待っています。